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投資家KUROの株式・不動産・FX・オフシュア投資による資産形成術

株式・不動産・FX・オフシュア投資を活用した資産形成術について書いていきます!

株式投資で必要な用語『PER』~PERの観点から見た戦略~

前回は株式投資に必要な用語『ROE』について説明しました。

今回は株式投資には同じくらい大事な『PER』について書きます。


『PER』とは?

PERは株価収益率(price earnings ratio)のことであり、株価の状況を判断する指標の1つです。
“会社の利益と株価の関係”を表していて割安性を測ることができます。

求める方法としては
株価収益率(PER)=株価÷1株あたりの純利益(EPS)
により求めることができます。
※ちなみに株価収益率(PER)=時価総額÷純利益)でも求めることができ、
時価総額とは、“株価×発行済み株式数”を指します。

このように株価収益率(PER)は株価を一株当たり純利益で割ったものです。

では株主と企業側からの視点で見ると

株主の側視点:『利益が全て配当に回された場合に何年で元本を回収できるか』という指標

企業の側視点:『株主からの出資をどれくらいの利回りで運用しているか』という指標の逆数

というようにとらえることもできます。



また、株価収益率には
a.決算により確定した純利益を元に算出される数値(前期実績PER)
b.期末で予想される純利益を元に算出される数値(予想PER)
があります。

日本の株式市場では一般に予想PERが重視され、アメリカ合衆国では実績PERが重視されることが多いです。
日本の場合、予想PERは当該企業が半期・四半期毎に公表する決算予測をもとに算定されることが多いです。


『PER』から見た投資戦略

PERは上記に述べたように株価の状況を判断する指標の1つです。
PERを比較することで割安性を測ることができ、それには2種類の方法があります。

①その銘柄のPERと同業の他社のPERを比較する

②その銘柄の過去のPERと今のPERを比較する

それぞれ簡単に説明していきます。


①その銘柄のPERと同業の他社のPERを比較する

PERの説明で多いのが、この比較方法です。
同業の企業同士のPERを比較することで、ある企業がその分野において割安なのかを見ることができます。

例えば、ある業界にA社、B社、C社、D社、E社があったとします。
各企業のPERが以下の図のとき、どこの会社が割安だといえるでしょうか

f:id:mkt_421:20161022142000j:plain

みなさんおわかりでしょうが、そうです、B社が割安だと言えます。

このように、
一般的には業種によって平均のPERが異なり、業種内で比較することである企業の割安性を測ることができるのです!


②その銘柄の過去のPERと今のPERを比較する

①は企業間で比較していましたが、②は企業内での過去と現在を比べた時の割安性を測ることができます。

つまり、ある企業のPERが過去50倍だったとして、現在30倍だとすると現在の方が割安であると言えます。
逆に過去PERが30倍で現在が50倍の時は割高と言えるということです。

このように、
ある企業内で過去のPERと現在のPERを比較することで、現在の割安性を測ることができます。



このように①と②の比較法があり、株を購入するタイミングを測る1つの指標になります。
やはり割安の時に買った方がその後、株価は上がる可能性も高くなります。
しかし、PERだけで判断するのではなく、総合的に判断することが重要であるので、PERのみでの判断には注意しましょう!!