なぜ株式投資に慣れてきたころに失敗をするのか?初心者が気を付けるべき3つのポイント!!
初心者の方が株式投資にプラスで資産運用ができ、株式投資に慣れたころ突然マイナス運用に転じてしまうことがあります。
それは『慣れによって株式投資で大切なことを無意識に怠っている』からです。
そんな初心者が株式投資に慣れたころに気を付けるべき3つのポイントについて書いてきます。
目次
1.感覚で取引を行い始めてはダメ!!
2.自分の投資ルールが曖昧になってはダメ!!
3.臆病になってはダメ!!常に分析し続ける!
1.感覚で取引を行い始めてはダメ!!
株式投資に慣れて、何回か取引を行いプラスで運用ができるようになると、
『おれ(わたし)、株式投資の才能があるじゃん』と自信を付けるようになります。
自信が付いてくることは良いことです!
しかし、その慢心によって今まで一生懸命調べたり、日々株価をチェックしたりと努力を怠り、プラスになったときの感覚で取引を行う方がいます。
これが気を付けるべきポイントである『感覚で取引を行い始めてはダメ!!』です!
人間成功した経験があるとその時の感覚を思い出して、感覚だよりで物事を判断してしまうことがあります。
しかし、株式投資では成功時の感覚だよりで行うと失敗してしまします。
『成功時の感覚』+『取引時の情勢調査や自分ルールの厳守』を心がけるようにしましょう!
2.自分の投資ルールが曖昧になってはダメ!!
『1.感覚で取引を行い始めてはダメ!!』と同様にこちらも慣れてきたころに陥ることがあります。
何度か取引をしていると自分のルール(例えば利食いは10%、損切りは-5%など)がぶれぶれになって、
10%超したのにさらに利益を求め、利食いをせずに反落にあったりします。
仕舞いには上がる見込みのない中-5%になっても損切りせずに、さらにマイナスになり塩漬けになるという方をよくいます。
そのため、2つ目の気を付けるべきポイントである『自分の投資ルールが曖昧になってはダメ!!』を心がけましょう!
株式投資は感情で行ってしまうとギャンブルに近づいていきます。
しかし、しっかり自分ルールを決め、情報を着実に集めることで投資になります。
株式投資を行っているので、ギャンブルではなく、投資になるようにしましょう!
3.臆病になってはダメ!!常に分析し続ける!
数回の取引でプラスの運用ができた初心者もマイナスの運用であった初心者でも次の取引が怖くなってしまう人がいます。
「せっかくプラスになったのに減らしたくない」、「またマイナスになるのが怖い」と感じる人は少なからずいると思います。
最後の気を付けるべきポイントは『臆病になってはダメ!!常に分析し続ける!』です!
プラスになった人もマイナスになった人も、「なぜプラス(マイナス)になったのか」を分析してください!
・どのタイミングで買ったのがよかったのか
・なぜこの銘柄を選んだのか
・情勢との関りはあったのか
・日経平均やドル円との相関性はあるのか
など、今回の結果になった要因を把握することはとても大切です。
チャートだけ見ていて、テクニカル的に買い時であっても、EU離脱に関する国民投票やアメリカ大統領選挙の結果など先の読めない結果が次の日に分かるといったときに果たして買い時であるのか、ということです。
そのため、臆病にならず、常に分析し続け、買い時と売り時を見極める努力を続けましょう!
今回は技術的なところではなく、精神的なことについて書いてきました。
上記のことを心がけながらさらに技術的な面について深めることで、株式投資の成功の道が開けてくると思います!