アメリカ大統領選の行方と市場への影響は?
今まさに投票が始まろうとしているアメリカ大統領選は市場にどのような影響を与えるのでしょうか。
そこでまず、クリントン氏、トランプ氏のそれぞれの政策がどのようなものか簡単に説明します。
クリントン氏とトランプ氏の政策
市場への影響は?(KUROの主観と感覚より)
KUROの主観と感覚から述べさせてもらいます。
もし、トランプ氏が当選するとトランプ氏の方が主張は過激であり、『予測不可能』、『制御不能』というイメージを持たれることが多いため、不確実性を嫌う市場からは敬遠されやすいと思います。
そのため、トランプ氏が優勢、当選するとドル安が進行することが予測されます。
実際に、先日の予想でトランプ氏がクリントン氏を上回り、ドル安に進みました。
逆にクリントン氏が当選すると、あくまでトランプ氏との比較において、不確実性が低い分だけ、金融市場は落ち着いた動きとなると考えられます。
そのため、クリントン氏の政策はウォール街に対する厳格な姿勢も含めて、ドルにとってプラスの材料ではないが、ドルは多少上昇することが見込まれます。
しかし、政策のみをみると減税や歳出増(インフラ投資)の組み合わせはドル高の材料になります。
この組み合わせは1980年代の共和党レーガン政権での「レーガノミクス」に通じるものがあるためです。
どちらにしても、ドル高日本株高の可能性は高いと思います。
しかし、一時的に大きく変動することは考えられるので、結果が分かるまではKUROは手を出しません。
結果次第で、タイミングを見計らい購入するのが、リスクを下げる方法だと思います。
なので、今回も『ミドルリスク・ミドルリターン』を狙っていきます。
みなさんも情報だけに踊らされず、自分の投資スタイルに合った方法で、その情報をうまく活用していきましょう!